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ライフスタイル

あなたが中頓別町のくらしに期待することは何ですか?
移住者や町で育った方のインタビューを掲載しています。

LIFE STYLE -interview- 移住者インタビュー vol.1

2022. 3. 31

移住前は子どもが馴染めるか、ママ友付き合いも不安だった…
家族5人の移住生活

5歳、4歳、1歳と3人の子どもを育てる朝野さんご夫妻。中頓別町への移住は突発的でほとんど下見もしないまま移住することに。
お子様がいる方なら気になるであろう子どもが馴染めるかどうか、ママ友の付き合いなど、家族で移住するにあたって不安だったことから実際に移住して感じたことをお伺いしました。

莉央ちゃん5才(左上)、蒼河くん4才(真ん中上)、佑亮さん(右上)智佳さん(左下)、大河くん1才(右下)

プロフィール

佑亮さんと智佳さんは、お二人とも北海道旭川市出身。
2021年4月に北海道深川市から北海道中頓別町へ移住。
佑亮さんは中頓別町役場で公務員として勤務、智佳さんは3人の子どもを育てる専業主婦でお子さんとのお菓子作りが楽しみのひとつ。
休日は家族で宗谷地方を探索することが多く、計画を立てずに行ったことのない場所に足を運んですべてを楽しむということをしながら中頓別町での暮らしを満喫中。

家族で急に移住することに。その経緯とは

朝野さんご夫妻。よく見ると莉央ちゃん(5才)も隠れています。
移住することになった経緯を教えてください
佑亮さん

以前は自分に余裕がないことが多く、子ども達に怒ってばかりだったんですよね。子どもも怖がっちゃってお風呂も一緒に入ってくれないくらいで。
「この状況を変えよう」と思い、中頓別町役場職員の募集を見つけて、採用していただいたので移住することになりました。

智佳さん

急に移住することになったので、一回だけ下見に行ったんですが雪がすごすぎて30分で帰ったんです(笑)。
住居は役場の方に見つけていただいて、移住してから初めて中に入りました。

ご家族で突発的な移住は珍しいですよね
智佳さん

たしかに珍しいかもしれないです。
もちろん不安もありましたが、「ここまで来たら楽しもう!」という思いが強かったです。
私たちの場合は、子どもたちが自然の中でのびのびと遊ぶのが合っていたみたいで、結果的に移住してよかったです。

自然の中でのびのびと子育てができる環境

木の枝で自由に遊ぶ蒼河くん(4才)
移住してから困ったことはなんですか?
智佳さん

ローソンがないこと(笑)!
まあなくてもなんとかなるんですが、行きたくなることもありますよね。
買い物も不便になるかなと思ったんですが、通販も2、3日後には届くので全然大丈夫でした。

移住してよかったことを教えてください
智佳さん

移住してよかったことは、自然の中でのびのびと子育てができることです。
子どもたちは外で遊ぶのが好きで、元気なこともあり声がうるさくないか心配でしたが、「子どもの声が聞こえてくるのはいいことだ」と言ってくださる方や優しく接してくださる方ばかりで。こんな環境で子育てができて本当にありがたいなと思っています。
あとは、町を歩いていると町の人も声をかけてくれることが多いので、子どもに大人とコミュニケーションを取る機会が増えたこともいい影響を与えられたんじゃないかなと思います。
空気がきれいなところもいい!

佑亮さん

穏やかな人が多いのと自然に囲まれているからか、自分自身にも気持ちに余裕ができて家族との時間をより楽しめるようになりました。
移住は子どもたちにとってもプラスだったし、自分にとってもプラスでした。
移住してから「穏やかになった」「顔つきが変わった」と言われることが増えたんです。中頓別町の自然で浄化されましたね(笑)。

色々な方が優しく接してくれる。移住者にも心強い環境

近くの雪山でそり滑り
移住してから、なにかお子さまの変化はありましたか?
佑亮さん

外を歩くことも増えたので子どもの体力がついたなと思いました。
家でも常に動き回っているよね(笑)。

智佳さん

子どもが馴染めるかも心配だったんですが、外遊びが好きだったこともあり中頓別町の環境が合っていたようです。
自然の中で遊ぶことで、自分で考えて工夫しながら遊ぶことが身についたように思います。例えば、何もない原っぱに行っても、草を観察したり走り回ったりしてずっと遊んでます。
子どもがそのような力を身につけられたことも、自然豊かな環境のおかげです。あとは、挨拶だけでなく雑談をしてくださる方も多いのが本当にありがたくて。人見知りをしなくなったように思います。

ママ友の付き合いを心配される方も多いと思いますが
実際移住されてからいかがでしたか?
佑亮さん

妻は移住前にすごく心配していました。

智佳さん

そうなんです、心配でしたね。でも、移住して初めて子どもを登園させたとき、声をかけてくださった方がいてすごく安心しました。
「来たばかりで大変だろうから困ったらなんでも連絡してね」と連絡先を交換してくださった方もいて、本当に心強かったです。
ここでは色々な方が優しく接してくれて、移住者として本当に助かってます。

森の子ども園で夏に川遊び
中頓別町で子育てしていてよかったことはなんでしょうか
智佳さん

森のこども園(※1)があってよかったです。森のこども園で川遊びもしているんですが、家族で川に遊びに行っても子ども3人見ながら川で遊ばせるのって結構難しくて。
森のこども園なら先生がついてくださっているから安心して任せられるし、子どもも自由に川で遊べるので貴重な体験をたくさんさせてあげられているんじゃないかなと思います。

※1 中頓別町立認定こども園では、豊かな自然環境の中、そうや自然学校と連携を図り、自然体験活動を実施し、子ども達の成長を応援しています。

中頓別町に移住を検討されている方へのメッセージ

移住を考えている方にメッセージをお願いします!
智佳さん

ご家庭によって状況は様々ですので、おためし住宅を利用して町の様子を見てから移住することをおすすめします。
でも、突発的に移住しても私たちみたいに「なんとかなる町」なのかなと思います。

佑亮さん

のびのび、ゆとり、浄化を求めている人におすすめしたいです。

お話を聞いている時も、3人のお子さんはずっと元気いっぱいに遊びまわっていて中頓別町でのびのびと育っている様子。突発的な移住だったとのことでしたが、「移住してよかった」と何度もお話しされていたのが印象的でした。

心から中頓別町での生活を楽しんでいる朝野さんご家族。自然豊かな環境でのびのびとした生活を満喫してみませんか?


LIFE STYLE -interview- 移住者インタビュー vol.2

2022. 3. 31

カフェ食堂をオープン。
人生を楽しむ達人の田舎生活

札幌から北海道中頓別町へ移住して、カフェ食堂を経営されている「里芋さん」と「蜂蜜さん」ご夫婦からお話を伺いました。
里芋さんは、キッチンに立ったこともなかったところから、飲食店を経営するという大きな挑戦をされました。初めての土地、初めての飲食店経営でしたが、今では町内だけでなく町外からもお客様が訪れるお店となっています。
たくさんの人が出入りする飲食店を営んでいるからこそ気づく、町の良さや生活についてたくさんのヒントを教えていただきました。

蜂蜜さん(左) 里芋さん(右)

プロフィール

里芋さんと蜂蜜さんは、お二人とも札幌出身。
2020年4月に札幌から北海道中頓別町へ移住。里芋さんは、前職とは全く違う職業でしたが、カフェ食堂「里芋と蜂蜜」を同年6月にオープン。蜂蜜さんはこちらのお店を手伝いながら、がまぐちの雑貨を手作りして販売する「札幌蝦蟇口母心」を営んでいます。

理想を実現するため、移住を決意

慣れた手つきで作業をする里芋さん
お店の名前である「里芋と蜂蜜」の由来を教えてください。
里芋さん

里芋は名前に「さと」が入っているから里芋、蜂蜜は名前の頭文字が「は」だったのと「ハニー」から取りました(笑)。
たまに冗談で里芋と蜂蜜という名前でお互いを呼ぶことがあったんですが、そのままお店の名前になりました。SNSでも「里芋」「蜂蜜」という名前をニックネームとして使っています。

なぜ中頓別町へ移住されたんですか?
里芋さん

息子が移住したからだよね(笑)。
僕も蜂蜜も札幌出身ですが、蜂蜜は若い時から「将来は田舎に住みたい」と、ずっと言っていました。いつかは田舎に住もうと思っていたところ、息子が中頓別町の地域おこし協力隊として活動後、老舗のお菓子屋さんの事業承継をして中頓別町で定住したこともあり夫婦で中頓別町に移住することに決めました。

中頓別町のいいところを教えてください。
蜂蜜さん

まずは何もないところかな。都会にいると何もないってないでしょ。どこも開発されていて、逆に何もない場所が珍しいしすごく贅沢。
何もない場所だからこそ、人とのつながりもよりクローズアップされて、とてもあったかい場所だよね。
あとは澄んだ空気と景色も最高、都会の人にぜひ見てほしいね。

移住してライフスタイルはどのように変わりましたか?
里芋さん

仕事が変わったのでそこは大きな変化だったけど、その他は意外とないんだよね。
移住する前から週末とかにまとめて買い物をしていたこともあって特に不便だと思うこともないかな。

中頓別町で実現したいことを教えてください
里芋さん

一日一組限定の宿をやること。
今のお店も、実はお客様が食事をするテーブルが可動式になっていたり、個室になるようキッチンを仕切る扉があったり、いつでも宿泊できる場所になるようお店の内装にこだわりました。

蜂蜜さん

がまぐちのお店をはじめてから20年近くになるんだけど、がまぐち販売に行ってるといろんなお客様の話を聞く機会が多かったのね。
やっぱり、接客中の立ち話の会話だから、その人がその日話したかった事の1/5くらいしか話を聞けないことがもどかしくて「もっとお客様の話をゆっくり聞きたい」って考えるようになって。
「ひとりひとりとゆっくり向き合いたい」という思いから一組宿をやろうと決めました。

カフェ食堂「里芋と蜂蜜」にもがまぐちの雑貨が販売されています
まずはカフェ食堂からはじめた理由はなんでしょうか?
里芋さん

自分たちの知名度もなく地域のこともよく知らない、いきなり一組宿を初めてもお客様が来ないだろうと考え、まず飲食店からはじめようと決めていたんだよね。
キッチンにも立ったことなかったけど(笑)。

蜂蜜さん

主人の性格なら絶対にできると確信があったから。
自分の夢ではなく私の夢を叶えるために培ってきたものを全て捨てて、まったくやったことがない「カフェ食堂を経営する」と決めてくれたわけです。里芋君には本当に感謝しています。

毎日楽しい。人生を楽しむ達人でありたい

SNSでの発信も積極的に行っていますよね
蜂蜜さん

そうなの。毎日更新してる。SNSの更新を楽しみにしてくださっている方も多いから、やめたくてもやめられなくなっちゃって(笑)。
SNS を見てお店に来てくださったという方や、誤字脱字も多いのに面白いと言ってくれる方もたくさんいてありがたいよね。
あとは中頓別町の良さをもっと知ってもらって、中頓別町に来てくれる人が増えたらいいなー。

日々楽しんでいる様子が伝わってくる投稿でつい見ちゃいます!
蜂蜜さん

毎日楽しいからね(笑)。あとは、人生を楽しむ達人でありたいと思ってるかな。
子育てをしている時も、仕事をしている時も、辛い時も苦しい時も。どうやったら楽しくできるかを見つける達人でありたいと思って生きてきました。
生きるために生きているのだから、大切な順番を間違わず、人生を楽しむ達人を目指して生きたいと思っているかな。

中頓別町に移住を検討されている方へのメッセージ

移住を考えている方にメッセージをお願いします!
里芋さん

都会から見る田舎と実際に暮らしはじめた中頓別町は全然違うんです。思っていたより素晴らしいこと、その反面通用しないこと。
移住した先で、まずは自分が必要とされる部分をいくつ持っているかが、移住先の地域の人に恩返しできる奥の手になります。都会にいるうちに特技を増やしておくのもいいかもですね。

蜂蜜さん

私たちは、今回移住するのに何年もかけて準備しました。準備はとっても大切だし準備しておいてよかったと思っているから、移住して何かしたいということであれば生活できる準備をすることをおすすめします。

明るいお人柄で話していると元気になってくるような素敵なお二人。
特に「里芋と蜂蜜」のInstagramでは、中頓別町での生活を日々楽しんでいる様子が伝わってきます。
新しいことへの挑戦には勇気が必要です。中頓別町は、そのように勇気を持って挑戦する方々を受け入れてくれるような風通しのよさ、人のあたたかさが魅力のひとつではないでしょうか。
「里芋と蜂蜜」さんのことをもっと知りたい方は、Instagramアメブロでもいろんな情報を発信されているので、ぜひフォローしてみてくださいね!